第158回芥川賞と直木賞の選考会が、16日、東京・中央区の料亭で開かれました。

このうち、芥川賞には、石井遊佳さんの「百年泥」と

若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」の 2作品が選ばれました。

いずれもデビュー作であることから、なんと2作品とも初候補作での受賞となります。

 
【著者紹介】
 石井遊佳さんは大阪・枚方市生まれの54歳。

今はインド南部のチェンナイで日本語教師を務めている。
 
受賞作の「百年泥」は、去年、文芸誌の新人賞に選ばれたデビュー作で、

 
石井さん自身と同じようにチェンナイで日本語教師として働く女性が主人公です。
 
 若竹千佐子さんは岩手県遠野市出身の63歳。
 
子ども2人を育てた専業主婦で55歳のとき夫が亡くなったことをきっかけに
 
小説講座に通うようになり、執筆活動を始めました。

今回の受賞作「おらおらでひとりいぐも」は文芸誌の新人賞を受賞したデビュー作で、

 
63歳での芥川賞の受賞は、5年前に史上最高齢の75歳で選ばれた黒田夏子さんに次いで
 
2番目だということです。

 

 

【芥川賞候補作一覧】

※著者あいうえお順

祝!第158回 芥川賞受賞作品

書名 『百年泥』                   

著者  石井遊佳 54歳               

掲載誌 新潮 2017年11月号

単行本発売予定 1月下旬(予約受付中)

チェンナイ生活三か月半にして、百年に一度の洪水に遭遇した。 橋の下に逆巻く川の流れの泥から百年の記憶が蘇る! かつて綴られ なかった手紙、眺められなかった風景、聴かれなかった歌。話されな かったことば、濡れなかった雨、ふれられなかった唇が、百年泥だ。

 

 

書名 『雪子さんの足音』                

著者  木村紅美 42歳              

掲載誌 群像 2017年9月号

 

 

 

書名 『愛が挟み撃ち』              

著者  前田司郎 40歳               

掲載誌 文學界 2017年12月号

 

 

 

書名 『ディレイ・エフェクト』                    

著者  宮内悠介 38歳              

掲載誌 たべるのがおそい vol.4

 

祝!第158回 芥川賞受賞作品

書名 『おらおらでひとりいぐも』                   

著者  若竹千佐子 63歳              

掲載誌 文藝 2017年冬号

出版社 2017年11月・河出書房新社刊

価格  1,296円(税込)

74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし――リズムあふれる文体で新しい「老いの境地」を描いた、第54回文藝賞受賞作。

 

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